トマトの花の構造

こんにちは。今日はトマトの花の構造をご紹介します。

トマトの花の形状は外観的にはこのように、がく(トマトのヘタになる部分)と、花びらと、筒状のおしべから構成されています。

トマト1作目81日目第2花房

雌しべと雄しべがどうなっているのかがこれだけはよく分からないので、着果して自然に落ちた花を分解してみました。

中央にある筒状のもの(雄しべが合着して筒になったもの)を半分に割ってみると、筒の内側には花粉が付着していて、中には雌しべが1本入っていました。
本当はこの雌しべの元の部分に子房と呼ばれるトマトの実になる部分がついているのですが、着果して落下した花を分解しているためここにはありません。

トマトの花

トマトは、筒の内側に放出された花粉が、筒の中で雌しべの先端(=柱頭)に受粉して生殖するという非常に効率的な自家受粉を行っています。

花粉を出す花と果実をつける花が別々の植物などでは、虫の媒介が無い限りなかなか受粉が成立しませんが、トマトの場合は、一つの花の中ですべての過程が完結するように出来ているので、虫がいなくても、果実を実らせることが出来るのです!

そのため、あえて虫を呼ぶために蜜を作る必要もなく、実際、トマトの花には蜜がないので、花の根元に口をつけて吸ってみてもツツジのように甘くはありません。