小松菜の豆知識(栄養、歴史、旬)

こんにちは。

今回は、小松菜の豆知識をお届けします。

小松菜は何科の植物でどんな栄養があるのか?小松菜という名前に隠された秘密とは?
さっそく見ていきましょう!

【小松菜の学名、別名】

学名:Brassica rapa var. peruviridis
別名:冬菜(フユナ、トウナ)、鶯菜(ウグイスナ)、雪菜(ユキナ)

【小松菜の分類】

アブラナ科
ツケナ類の一種。

ツケナ類とは、アブラナ科に属する結球しない葉菜類の総称で、小松菜のほか、代表的なものとして、チンゲンサイ、野沢菜、水菜、高菜などがあります。もともと漬物に用いられることが多かったことから、総称して漬菜(ツケナ)類と呼ばれます。

【小松菜の歴史、名前の由来】

小松菜は江戸時代にククタチナ(くくたち=中国原産のかぶの一種)を品種改良して作成されました。

武蔵国葛飾郡小松川村(現在の東京都江戸川区小松川周辺)で多く栽培されたことから『小松菜』と呼ばれるようになったとされています。

かの有名な将軍 徳川吉宗が鷹狩の際、香取神社に立ち寄ったときに命名したという説が有力で…

吉宗「ほう、この菜っ葉はなかなかの美味じゃのう。なんと申す?」
神主「はっ、な、菜っ葉は菜っ葉にございます…」
吉宗「そんなことは見れば分かるわ! では質問を変えよう。どこでとれた菜っ葉じゃ?」
神主「はっ、確か…、小松川周辺でよく栽培されている菜っ葉にございます…」
吉宗「ふむ…。小松川で取れる菜っ葉とな…。よし!では、今日からこの菜っ葉は『小松菜』じゃ!!」

と、言ったかどうかは正直良くわかりませんが徳川吉宗(一部に綱吉という説も有ります)が小松菜を大変気に入り、命名したことは間違いなさそうで、その証拠に、香取神社にはいまも小松菜命名の記念碑が残されています。

【小松菜の栄養】

小松菜の可食部(葉、生)100g中の栄養は以下のとおりです。
(文部科学省、日本食品標準成分表より抜粋)
エネルギー14kcal
カリウム500mg
カルシウム170mg
鉄分2.8mg
ビタミンA 260μgRE
ビタミンC 39mg

よくほうれん草が鉄分やカルシウムの王様であると勘違いしている方がいますが、実は、小松菜はそれを上回る栄養を含んでいます!

ほうれん草と比較して、鉄分は1.4倍、カルシウムは3.5倍も含まれ、カロリーはほうれん草よりやや低く(0.7倍)、抗高血圧効果のあるカリウムも豊富に含有しています。

その上、レモン(果汁、生)にも匹敵する量のビタミンC(レモンに対し0.8倍)が含まれていますので、野菜の少ない冬場の健康維持には最適な野菜といえるでしょう。

【小松菜の旬】

小松菜は別名、冬菜(フユナ)と呼ばれることからもわかるように、初冬が旬で、旬の時期が栄養価が最も高く、甘みも強くなり美味しくなります。