プランターを転倒から守るコツ(強風対策)

このページではプランター菜園において重要な強風対策、特にプランターが強風で倒れてしまわないようにするためのノウハウをご紹介しています。

重要なのは、プランターに支柱を正しくしっかり結びつけることと、その支柱を利用してプランターを転倒から守ることの2点なのでそれぞれ説明していきたいと思います。

Yu-Rin流!風に強い支柱の設置法

防虫ネットやビニールトンネルを張るために設置する支柱は単に土に差し込んで使うのが一般的なのですが、実際にやってみると強風が吹いたときに支柱が倒れこみ、土や野菜を圧迫してしまう場合が多くあります。

畑の場合は深さがあるので、十分深く差し込んでおけばそれだけで問題ないのですが、プランターの場合は深さが限られているため、畑と同様の方法で支柱を立てようとするとどうしても無理が出てしまうのです。

そこで、支柱はどんな強風が吹いても内側に倒れこんで土や野菜を圧迫しないようにプランターにしっかり固定することをお勧めします。

一般的に良く流通しているポリプロピレン製のプランターは比較的やわらかく整形しやすいので、小さな穴を4隅に各4箇所=合計16箇所あけ、支柱固定用の穴を作成し、その穴に結束バンド、もしくはポリエチレンひもを通して支柱を2点でがっちり固定すれば、どんな強風が吹いても支柱が倒れこんでしまうようなことはなく安心です

プランターへの支柱の取り付け方

【材料】(全て100円ショップやホームセンターで入手できます)

・結束バンド(ポリプロピレン製は劣化しやすいのでポリエチレン製が良いです)
・プラスチック製プランター(以下の写真ではアイリスオーヤマのレリーフプランター650を使用しています)
・支柱
・穴あけ工具(千枚通し、キリなど)

【手順】

支柱の先端がとがっている場合や、継ぎ目から水が浸入する可能性がある場合、また素材の性質によっては、あらかじめ先端をシールテープなどで巻いておくと安心です。

特に、尖った先端の場合、防虫ネットや寒冷紗の網目が引っかかって風が吹いたときに目ズレしてしまうことがありますし、表面がプラスチック製の先端の場合はビニールトンネルをかけたときに極端にビニールが滑らず密着して、作業性が悪くなる場合があるため、私はテフロン製のシールテープを常に巻いています。

(写真下は100円ショップダイソーの『のび~る支柱60~100cm』、上はそれにシールテープを巻いたもの)

シールテープを巻いた支柱

プランターに穴を開けて、さらに支柱を取り付け、結束バンドでしっかり固定すると以下の写真のようになります。外見的にもすっきりしてきれいです

(穴の大きさはこのくらい、あまり大きくしすぎないこと)
穴あけ

(支柱を取り付けてちょうど良いサイズの結束バンドで固定します)
支柱の固定1

内側から見るとこんな感じ。内側は土が入って後から見えないため、外から内側に向かって穴を開けて、内側で結束するのがきれいに仕上げるポイント

支柱の固定2

全体像としてはこんな感じで完成です
この方法はビニールトンネル保温を行う場合や、防虫ネットを設置する場合に限らず、当サイトでは常に全てのプランターで利用しています。

支柱の固定3

プランターを転倒から守る方法

プランターへの支柱の設置が出来たら、次に、プランター自体が転倒してしまわないように対策しましょう!

この方法で、当サイトのプランターはどんなに強い台風が来ても転倒することなく、強風による被害を免れています。2つの方法を紹介していますので環境に合った方法をお試しください!

ケース1: 土の上にプランターを設置している場合

ベランダではなく、庭でプランター菜園をしている方限定の方法を先にご紹介します。この場合は、土に金属のくいを差し込んで、プランターのふちの折り返し部分に引っ掛ける方法が最も省力的でお勧めです。

具体的にはこんな感じになります。

強風対策

プランターの四辺に1本ずつ差し込んでおけば、金属がつっかえ棒になるので、強風でプランターごと転倒することはまずありません。

ただ、プランターの数が多いと、この金属製くいをたくさん入手する必要があり、それなりにお金が掛かるのと、ステンレス製ではなく、鉄製のくいの場合、風雨ですぐに錆びてしまうため、寿命が短いのが欠点です。

ケース2: 周囲にロープを固定できる何か(柵、洗濯用金具、配管、ポールなど)がある場合

こちらはマンションのベランダであっても、庭であっても適用可能で、特にプランターの数が多い場合に有用です(基本的に私はこちらを採用しています)。

まず、周囲の柵など、それなりに堅牢な『何か』にロープを結び付けます。

ロープは様々な素材が市販されていますが、ポリエチレン素材(安価+風雨で劣化しない)がお勧めです。

実際に私が使用しているのは『ニューロープ』という製品で、太さ6mm、ポリエチレン100%のものですが、屋外で3年以上使用しても今のところ全く劣化していません。

これを「ふた結び」という方法で柵などに固定し、庭の反対側までピンと2本張ります。

強風対策

2本のロープの間に支柱をしっかり取り付けたプランターを置き、細いロープで少しだけ2本のロープの間隔を狭め、ロープを支柱に密着させれば、どんな強風が吹いてもプランターはビクともしません!

強風対策

この方法の欠点は、それなりの高さでロープを2本張る必要があるため、ロープの向こう側に行くために、ロープをまたいだり、くぐったりしなければならないことです

ただ、複数のプランターをまとめて転倒から確実に守ることが出来、大人であれば通常問題なくまたげる高さですので当サイトではほとんどこの方法を採用しています。

夏の台風シーズンまでにプランターの強風対策をしっかり行っておきましょう