Yu-Rin流!もやしの育て方

科名

マメ科

栽培難易度

★☆☆☆☆(初心者でも室内で手軽に栽培できる)

播種適期

もやしが年中一定の価格で安定的に供給されていることからもわかるとおり、もやしは室内での周年栽培が可能です(いつでも植え時!)。

お勧めの品種

もやしには、大きく分けて、グリーンマッペ(緑豆もやし)、ブラックマッペ(黒豆もやし)、大豆もやしの3種類があります。最近では健康野菜としてアルファルファ(糸もやし、紫うまごやし)も注目を集めています。

一般にもやしといえば通常、グリーンマッペのことを指し、日本国内のシェア9割をグリーンマッペが占めています。一方、西日本地域では細長いブラックマッペも根強い人気があり、ラーメンや鉄板焼きなどに汎用されています。また、豆が頭についた大豆もやしは独特な味と風味があり、韓国料理(ナムル、ビビンバなど)によく使われています。

以下の記事では最も一般的な「グリーンマッペ」を使用していますが、使用目的にあわせてお好みでタネを選べばどれも同様に栽培することが出来ます。

(グリーンマッペの主な特徴)
・やや太めのシャキシャキした歯ごたえ
・スーパーで袋詰めにして売られている最も一般的なもやし
・1週間程度で栽培が可能

もやし系スプラウト栽培の準備

もやしは、ざるで栽培する方法とビンで栽培する方法がありますが、もっとも一般的なビンで栽培する方法を以下に紹介したいと思います。

栽培に必要なもの
・広口ガラス瓶(ふたは使用しません)
・グリーンマッペの種子
・輪ゴム
・ネット(防虫ネット、ガーゼなど通水性のあるものなら何でも可)
・アルミホイル

もやし栽培

今回、種子は、中原採種場のグリーンマッペを使用しました。他社のものでももちろん構いませんが、必ず無消毒のスプラウト用の専用種子を購入するようにしてください。

ビンは使用前に熱湯消毒しておきましょう。熱湯を注ぎいれ、10秒ほど経ってからお湯を捨てれば十分です

もやし栽培

もやし系スプラウトの栽培方法

ジャムビンなどの広口ガラスビンに適量の種と、水を入れ、ビンを回すようにしてタネを良く洗い、種をこぼさないように水を捨てて種に付着したごみを取り除きます。洗い終わったら水を半分くらい入れ、ガラスビンの上部にネットを被せておきます(このネットは栽培終了まで外さないのでしっかりとめておきましょう)。

写真のように種はビンの高さの10分の1程度の量を目安とし、入れすぎないように注意
*最終的に10倍以上の体積に成長します

もやし栽培

上の写真の状態のビンをアルミホイルでぐるぐる巻きにして全体を遮光し、そのまま1晩放置します。

もやし栽培

1晩放置してからアルミをはがすと、以下の写真のように種がひとまわり大きく膨らみます。

もやし栽培

ネットを外さずにビンをさかさまにして水を捨て、(ネットごしに)水を入れてすすぐ作業を数回繰り返します。*ネットは収穫まで一度も外しません

最後は水をよく切って以下のような状態にします。
*最初の写真と見比べるとすでにこの段階で3倍近い体積になっていることが分かると思います。

もやし栽培

再びアルミホイルで遮光しますが、長方形に切ったアルミホイルを瓶の周りにぐるぐる巻きつけ、下側は完全にビンの底に折り込み、上部はすぼめて煙突状にするのがYu-Rin流!

こうすることで蒸れて腐ってしまう可能性がぐっと低くなり、十分な遮光も得られるというわけです

もやし栽培

上の写真から12時間後にはもうこんなに大きく育っています。

もやし栽培

以降の栽培手順ですが・・・毎日、朝と夜(1日2回)、アルミを外して、水でモヤシをよく洗ってから水を切り、再びアルミホイルで遮光することを繰り返すだけです。白く育てるため、洗うとき以外は常にアルミで遮光しておきましょう。

上の写真の24時間後にはこんなに大きくなります。市販のものと比べるとちょっと小さめですが、栄養価はむしろこの時期のほうが高く、この段階でも十分美味しくいただけます

もやし栽培

さらに24時間継続栽培すると、下の写真のように良く見慣れた感じのもやしになります。

もやし栽培

ビンにぎゅっと詰まっているので、一見すると少なく見えますが、ビンから取り出して洗ってお皿に出してみるとジャムビン1つでこんなにたくさん日持ちもしないので作りすぎにはご注意を 尚、緑色の袋は水に浮くので普通に洗えば簡単に取り除くことが出来ます。

自家製もやし

軽~く茹でてちょっと味付けし、小皿に盛り付けてみました。収穫したてのシャキシャキ感は絶品です とっても簡単に栽培できるので是非お試しあれ

自家製もやし

知っておきたい!栽培のポイント

~その1~雑菌に注意!

スプラウト栽培全般にいえますが、注意したいのは雑菌です。使用するビン自体の消毒はもちろん、毎日もやしをすすぐ際も最初につけたネットを外さず、直接もやしに手が触れないようにして洗いましょう。

~その2~スプラウト専用種子を!

もやしを含め、スプラウトは必ずスプラウト専用の無消毒種子を使用しましょう。一般に売られている野菜栽培用の種子は農薬で種が消毒されていることがあり、これをスプラウト栽培に使用してしまうと非常に危険なレベルの残留農薬が混入してしまう恐れがあります

スプラウト用のものは必ずタネの袋に「スプラウト用」と明記されていますので事前に確認しておきましょう。

栽培メモ:グリーンマッペ(中原採種場)