Yu-Rin流!バジルの育て方

科名

シソ科

栽培難易度

★★☆☆☆(長期栽培の葉菜としては比較的容易)

播種適期

バジルは4月蒔き⇒6~7月収穫開始⇒10~11月頃まで収穫という作型がお勧めです。

お勧めの品種

以下の説明ではタキイ種苗の「スイートバジル」を使用していますが、他品種でも同様に栽培可能です。

(主な特徴)
・耐暑性が強く、(ハーブでありながら)日当たりの良い場所を好む
・甘い香りが豊かで、さまざまな料理に使いやすい

プランター選びと播種法

バジルはほとんど土や容器を選ばないため、レリーフプランター以上のプランターであれば問題なく育ちます。

プランターへの直播き、ポット育苗後の定植、どちらも可能です。

直播きの場合、播種は点まき、一箇所当たり3~5粒、株間20cmがお勧めです。
*幅が65cmのレリーフプランター650を使用する場合、プランターのサイドから12.5cmのところに1点。そこから20cmおきに合計3点

ポット育苗の場合も定植時、株間を20cm確保します(定植適期は本葉4~5枚の頃)。

バジルは発芽に光のエネルギーを必要とするため(好光性種子)、浅めに土をかぶせるようにするのが播種のポイント。乾燥させないように毎日水遣りを行えば二週間前後で発芽します。F1種ではない固定種のため、発芽の揃いは悪いです

スイートバジル

発芽後の管理

バジルで必要とされる発芽後の管理は、水遣り、間引き、追肥です。

水遣りのポイント

土表面が乾いたら、プランターの排水口から水が勢いよく流れ出るまでたっぷりと与えます。
頻繁に水を与えすぎると根腐れによる生育不良の原因になります。

間引きのポイント

発芽が揃った頃と、葉が重なり合ってきた頃に2回に分けて行うのが基本です。

発芽後、各点2株に間引き(写真には写っていませんがまだ2本立ちです)。

スイートバジル

葉の重なり具合を見ながら、遅くともこのくらいのサイズまでに、各点1本立ちにして、65cmプランターなら計3株に。

スイートバジル

追肥のポイント

元肥が含まれない培養土や古土を使用する場合、間引きの時に元肥を施しますが、栽培期間が長いので、定期的な追肥も不可欠です。
2~3週間に1回程度、葉色を見ながら定期的に追肥し、成長を促進します。
葉の色合いを見て明らかに栄養不足と考えられる場合は、液肥で対応します。
*水のあげすぎや日照不足による生育不良を肥料不足と見誤って追肥してしまうと逆効果!

生育の様子

最終間引きを終えて、順調に成長しているバジル。防虫ネットで被覆しておくと虫害が無く安心。
このサイズで摘心を行って、脇芽の発生を促し、株にボリュームを持たせておくと後々大量に収穫することができます。

スイートバジル

摘心した葉。切った瞬間に周囲にふわっと広がるあま~い香りがなんともいえません

スイートバジル

脇芽が出てきたら、採り遅れないようにどんどん収穫して風通しを確保し、虫害の発生を防ぎましょう。
最盛期のバジル。株高はおよそ85cm程度にまで成長する。

スイートバジル

収穫の際は、『葉を摘み取る』のではなく、『枝ごとカット』して収穫し、次々新しい脇芽を発生させるのがポイント。
収穫直後は以下のようになりますが、暖かい季節なら2週間ほどで、また上の写真のように再生します。
*樹勢維持のため、上下の写真を参考に、収穫のしすぎにも注意しましょう。

スイートバジル

収穫したバジル。

スイートバジル

使い切れないほど収穫できたときは新鮮なうちに、ジェノバソースにして、香りを封じ込めてしまうのがお勧め!
冷凍保存しておけばいつでも新鮮なフレッシュバジルが味わえます!

スイートバジル

作ったソースを使ったさまざまなレシピや、ソースのアレンジについて、栽培記録のほうで詳しく紹介しています。
こちらではすべて紹介しきれないので、興味のある方は栽培記録のほうもご覧ください。

下の写真はチキンのソテージェノバ風。ピーマン、ナス、トマト、全てプランター菜園で採れたものを使用しています

チキンのソテー ジェノバ風

知っておきたい!栽培のポイント

~その1~虫害に注意!

シソほどではありませんが、バジルも無農薬プランター栽培する場合においては、虫害に注意が必要です。

生育初期は防虫ネットを使用すれば、比較的簡単確実に防除できます。

ただ後半は、株のサイズが大きく、防虫ネットですっぽり囲い込むことは困難となるため、毎日葉裏をチェックして害虫を見つけ次第、捕殺して防除することになります。

チョウの幼虫の類であれば努力しだいで防除可能ですが、特に注意したい害虫は、『ベニフキノメイガ』という”くもの巣”のような糸を張るいもむしと、かわいらしい昆虫の『オンブバッタ』。

これらが一旦発生してしまうと、繁殖+食害スピードが極めて速いため、毎日防除を行っても数週間で手に負えなくなって、撤収せざるを得ない場合がほとんどです。

早期発見、早期防除、そしてなにより(虫が多くなる真夏前の)『早期収穫』に努めましょう。

尚、バジルよりも圧倒的にシソのほうがこれらの害虫に好まれるため、シソがバジルのプランターの近くにあると、被害がシソに集中して、バジルは比較的軽症で済みます。
コンパニオンプランツという概念は、私の経験上、はっきりした効果がみられない場合が多く、このブログでもそれについてほとんど触れていませんが、バジルにとってシソが有効なコンパニオンプランツであることはかなりはっきりと実感することが出来ると思います。

⇒防虫ネットについてはこちらの記事を参照してください。

栽培メモ:スイートバジル(タキイ種苗)ゴールデン粒状培養土野菜用レリーフプランター650