Yu-Rin流!ミズナの育て方

科名

アブラナ科

栽培難易度

★☆☆☆☆(特別な管理は必要なく栽培容易だが虫害に注意)

播種適期

品種にもよりますが、水菜は周年栽培が可能です。つまり年中、いつでも栽培が可能です!
ただし、厳寒期や真夏は、(害虫やトウ立ち等で)やや難易度が増すため、プランター菜園の経験が浅い方は、4月~6月、9月~10月の中間期がお勧めです。

栽培期間が長くなるため手間はかかりますが、食味に関しては冬季栽培が最も優れています。

お勧めの品種

タキイ種苗の「京みぞれ」がプランター菜園にはお勧めです。

(主な特徴)
・周年栽培が可能
・生育が旺盛な早生種、草姿は立性のため株間を狭く取ることが出来、結果として多収(←プランター栽培的に重要)。
・葉は鮮緑色の細葉、葉軸は純白色。

プランター選びと播種法

水菜は栽培期間が短いため、どんなプランターでも良く育ちます。
レリーフプランター650なら2条、ベジタブルプランター浅型600なら3条の直播きがお勧め。
播種間隔は1~1.5cmが一応の目安です。

レリーフプランター650、2条まき、発芽直後の姿。

京みぞれ

種が隠れる程度に土をかぶせ、毎日水遣りを行えば3日ほどで発芽します。
発芽直後の姿はアブラナ科野菜に共通しているので、双葉だけを見てどの野菜かを言い当てるのは非常に困難です

発芽後の管理

水菜で必要とされる発芽後の管理は、水遣りと間引きです。暖かい季節なら元肥が十分に施されているという前提で、追肥は基本的に必要ありませんが、厳寒期の栽培では栽培が長期に及ぶため定期的な追肥も必須です。

水遣りのポイント

土表面が乾いたら、プランターの排水口から水が勢いよく流れ出るまでたっぷりと与えます。
頻繁に水を与えすぎると根腐れによる生育不良の原因になります(特に冬季は注意)。

『水菜』といういうだけあって、植物体内の水分量が多く、生育には多くの水分を必要とするため、過度な乾燥にも注意し、適湿を心がけます。

間引きのポイント

間引きは本葉が1~3枚の間に2回に分けて行うのが基本です。
状態の良いものを残して、虫害を受けたもの、成育の悪いものを選んで間引きますが、適期だとほとんど差が出ず、どれも良く育つ場合が多いので、現実的には株間を意識して、『場所を基準に』間引くことが多いです。

本葉3枚時、間引き後の姿。

京みぞれ

プランター菜園におけるまくり菜収穫までの最終株間は4cmが目安(上の写真)。

*まくり菜=小株の水菜

栽培中盤で”まくり菜”として1株おきに収穫し、株間8cmで”水菜”としてさらに大株に育てます。

追肥のポイント

栽培期間が短いので原則追肥は不要です。
元肥入りの培養土なら肥料は不要。
元肥が入っていない培養土や古土なら間引きついでに元肥を1回施し、以降追肥は不要です。

葉の色合いを見て明らかに栄養不足と考えられる場合(葉色が薄い、黄色っぽい)は、即効性の固形肥料を追肥するか、液肥で対応します。

*水のあげすぎや日照不足による生育不良を肥料不足と見誤って追肥してしまうと逆効果!←特に注意したいところです。

厳寒期は栽培が長期に及ぶので3週間を目安に定期的に追肥を行い、生育を促進します。

生育の様子

最終間引きを終えて、順調にすくすく成長している水菜(厳寒期栽培=12月下旬の様子)。

京みぞれ

ある程度、葉が混んできたら、まくり菜として1株おきに収穫し、株間を広げます。
収穫したまくり菜

京みぞれ

株間を広げることで、ぐんぐん大株に成長。

京みぞれ

しっかり大株に育てたら”水菜”として、株元からカットして収穫しましょう!
(1株おきに半分収穫した水菜↓。後日さらに残りを収穫。プランター1つでかなり大量に収穫できる)

京みぞれ

収穫した水菜は、煮ても焼いても揚げても美味しくいただけますが、やっぱり素材の味が一番出るのはサラダ
まずは生で、何もかけずに、素材本来の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

京みぞれ

知っておきたい!栽培のポイント

~その1~虫害に注意!

水菜はアブラナ科なので、害虫に非常に好まれます。
播種直後から収穫直前まで、防虫ネットを使用して、害虫の侵入を防ぐことが無農薬でも虫食いの無いきれいな水菜を収穫するポイントです!
また、防虫ネットの使用有無を問わず、毎朝、葉裏をチェックして、アブラムシやコナガなどの害虫は見つけ次第捕殺します。

⇒防虫ネットについてはこちらの記事を参照してください。

~その2~冬はビニールトンネルで生育促進!

水菜は耐寒性が非常に強いので、真冬に保温を行わなくても枯れてしまうことはあまりありませんが、生育が緩慢となるため、ビニールトンネル保温を行うと良いです。
詳しくは『道具選びのポイント>保温用ビニール』のコーナーを参照してください。

*ブログの栽培記録ではあえて寒さに当てて甘味を引き出し、食味を向上させるため、厳寒期であっても防虫ネットのみを使用し、ビニールは使用していません。

~その3~複数回に分けて収穫を!

水菜は水分量が多いため、収穫直後からどんどん品質が低下し、傷んでしまうのも非常に早いです。
コマツナなどとは違って、大株にしても食味が低下しにくく、プランターから引き抜かなければ新鮮なまま保存することができるので、何回かに分けて、1株ずつ食べる分だけ収穫しましょう。

コラム~水菜の花を見たことがありますか?~

水菜の花、どんな花が咲くのか…ちょっと気になりませんか

こちらです

京みぞれ

とても小さな花ですが、拡大するとこんな感じです

京みぞれ

なかなかきれいなお花が咲くのですね~

栽培メモ:京みぞれ(タキイ種苗)ゴールデン粒状培養土野菜用レリーフプランター650