プランター選びのポイント

このページではプランター菜園には絶対欠かせないアイテム=プランターの選び方のポイントをご紹介します

ホームセンターなどに行くと、プランターと一言にいってもいろいろな素材、デザインがあって、一体どれを選べばよいのか、初めての方は迷ってしまうと思います。

そんな時に、是非この記事を参考にしてみてください

素材(プラスチック製がお勧め!)

プランターにはプラスチックのほか、木製、陶器(素焼き)などいろいろな素材のものが流通しているのですが、プランター菜園にはプラスチック製がお勧めです。

観賞用のお花栽培とは違って、プランターを小さな畑のようにして使うプランター菜園では土の量が多くなってしまうことは避けられず、結果として全体重量がかなり重くなってしまいがちです。

プラスチック製プランターはプランター自体の重量が非常に軽いため、庭の掃除をするときなどプランターを移動させたいとき、比較的楽に持ち運ぶことが出来る上、価格的にも最も安価で、プランター側面からの水分の蒸発も無いため水分コントロールが比較的しやすいという利点があります(⇔実はこの特性が欠点にもなります)。

一方、木製や素焼きは適度な吸湿性を持っていて、蒸れによる根腐れをある程度緩和できる機能があり、またデザイン性の高さも魅力です。

重量が重いので移動は大変ですが、逆に考えると強風にあおられても転倒しづらくがっちりしているので、野菜のために最高の環境をつくってあげやすい素材であるともいえます。

というわけで、Yu-Rinは総合点でプラスチック製をお勧めしていますが、お金をある程度かけても「おしゃれに菜園を楽しみたい」という方、そしてさらに力には自身がある(もしくは旦那さんが手伝ってくれる)方は、素焼きや木製プランターも検討してみる価値があると思います。

*番外編として、お魚屋さんなどで良く見かける「発泡スチロール箱」に排水用の穴を開けてプランターを自作し、栽培するという方法もあります。保温性が高いので発泡スチロール箱で育てた野菜は冬場はプラスチック製に比べてかなり良好な生育をみせますが、デザイン的にいまいちであることと素材としてのもろさ、コンテナ栽培ではあるけどプランター栽培とはちょっとジャンルが違う気がする(これについては袋栽培なども同様)、などの理由からこのブログではお勧めはしませんが、とにかくコストを抑えたいという場合には良い選択肢になるかもしれません。

容量、形状(大きければ大きいほど良い生育が期待できる!)

次にサイズについてですが、基本的にプランターサイズが大きいほど=土の量が多いほど、良い生育が期待できるのはある意味、当然といえます。

容量が小さすぎると、どうしても根を張ることができるスペースが限られてしまうため生育不良になったり、病気にかかったりと、トラブルの元になってしまう場合があります。

そのため、出来るだけ大きなものを使って欲しいのですが、プランター重量+土重量+水重量+野菜重量=全体のプランター重量ということになるので、最低限それが自分の持ち上げられる範囲であることが必要です。

そういう意味で私は13リットル~25リットルの間のプランターを野菜の特性に合わせて使い分けています。

ちょっとした葉物なら小さなプランターでも十分に手間をかけて栽培スペースの少なさをカバーし良品を得ることも出来ますし、ニンジンなどの根菜をたくさん育てるにはある程度深さと広さのある(=容量の大きな)プランターが必要です。

育てる野菜を決めて→必要な「深さ」を考えて→自分の力の度合いを考慮しながら、栽培株数、最終株間を決め→それに見合う面積のプランターを選ぶ、ということになるわけですが、まだ経験が無い方には難しいと思いますので、とりあえずお手軽な16リットル前後のレリーフプランターをいくつか用意しておけば大抵の野菜をそこそこの品質で育てることは出来るのかな?と考えておいてもとりあえず問題ないと思います。
*最初は余り深く考えず、チャレンジしてみるということが大切です

形状もいろいろありますが生育に直接影響を与えるわけではないので、一般的な長方形、正方形、丸型など、置くスペースにあわせて、好みで選べば問題ありません。

すのこ、排水穴

意外と見落としがちですが、すのこはとても重要です!

安い製品で、取り外し可能なすのこが無く、底面を直接メッシュ状にして、排水を確保しているものがありますが、このような製品は強度が弱く、また栽培の後半で根が底面から張り出してメッシュをふさぎ、根腐れが発生して生育不良の原因となったり、栽培終了後の処理の際にも根がプランター底面に複雑に絡んで処理が面倒になる場合が多いのであまりお勧めしません。

しっかりしたスノコ付きの製品(取り外し可能なタイプ)を選びましょう。

また、排水穴は側面についているものがお勧めです。底面からの排水でプランターの土台部分にスリットが入っていないタイプの製品は水がプランターの土台内側に溜まり、一般に排水性が悪いです。

側面に排水穴のついているタイプは底面から害虫が侵入する恐れが無く、また、裏技的な話になりますが、長期旅行時にその穴をふさいで水をプランターの5分の1程度たっぷりためておくと、数日間水やりをしなくても大丈夫だったりするので、お勧めです!

Yu-Rinお勧めの製品

いろいろと書きましたが、私が今、実際に使用しているのはほとんどアイリスオーヤマ(以下、アイリス)の製品です。

アイリスの製品は全般的につくりがよく、スノコも他のメーカーにはない立体的な独自構造をしているため排水性が高く、(排水性の悪さに伴う)根腐れや病害などの心配が他のメーカーのプランターに比べ少ないように感じています。

*ただしアイリスは非常に製品数が多く、スノコが無いタイプや、そもそも菜園に全く適さないタイプもありますので、その点はご注意ください。

例えばこれは、アイリスのベジタブルプランターですが、手前に小さな排水穴がついていて、底面は完全に穴の無い構造をしています。

スノコの形状も独特で、小さな穴上の突起が15個底面に向かって伸びているのですが、これがとても使いやすいんです!

ベジタブルプランター浅型600

以下、私が今現在、愛用しているプランターをご紹介します。

レリーフプランター650:手軽なので短期栽培用に良く使っています。
サイズ(cm):幅65.3×奥行24.5×高さ18.5、ポリプロピレン製、16リットル

ベジタブルプランター浅型600:小松菜など、大量に収穫したい野菜に最適です。
サイズ(cm):幅60×奥行34×高さ18.5、ポリプロピレン製、22リットル

深型レリーフプランター600:ニンジンなどの根菜栽培に必須のプランター。
サイズ(cm):幅60×奥行27.2×高さ26.4、ポリプロピレン製、24.5リットル

レリーフスクエアープランター300:本格栽培の前に試験的にちょっと試し栽培してみたり、長期野菜を1株だけ植えたりと、手軽なので色々と役立っています。
サイズ(cm):横30×高さ25.3、ポリプロピレン製、13.0リットル
*すのこがないので、粒状化されていない培養土を使用する場合は鉢底石と併用する必要があります

深型ベジタブルポット10号:大根などの長い根菜を育てるときに必須のプランター!
サイズ(cm):横33.8×高さ35.1、ポリプロピレン製、18.0リットル
*すのこがないので、粒状化されていない培養土を使用する場合は鉢底石と併用する必要があります