ホースリール選びのポイント

このページでは家庭菜園に最適なホースリール選びのポイントを解説します。

一般的には日々の水やりにジョーロを使用することが多いと思いますが、プランター菜園に慣れてくると当初1つだったプランターの数がいつの間にか3つ、5つ、7つ・・・と増えて、毎日の水やりが結構な重労働になってきます。

特に猛暑日は何度も水を汲みに家の中と外を10 kg近くもあるジョーロを持って移動するのは負担が大きく、ついつい水やりもサボりがちになってしまうもの。。。

家庭菜園は楽しいけど、毎日の水やりが大変なのよね・・・」と感じている方は、是非ホースリールを導入してみてください!驚くほど家庭菜園が楽しく、楽になります

ホースリール導入で簡単で楽しい家庭菜園に!

プランター菜園をこれまで続けてきて、私にとって一番大変だったのはやはり毎日の水やりでした。

ジョーロで水やりを行う場合、どうしても1回あたり10分程度は時間をとられてしまうため、特に朝の忙しい時間帯は負担が大きかったのですが、ホースリールを導入してからはわずか1分で全てのプランターへの水やりを終えられるようになり、さらに一切、力を使う必要もなくなったので、毎日の水やり作業がとても楽しく、楽になりました

従来のホースリールは戸建ての家への設置を前提としていましたが、最近はマンションでベランダ菜園(ベランダにおけるプランター菜園)が行われるケースも多くなり、マンション(浴室蛇口)に対応したホースリールも市販されるようになってきています。

ホースリールの選び方

ホースリールを購入する際には、以下の3点をチェックして最適なものを選びましょう

適合蛇口のサイズ、形状

ホースリールは蛇口に接続して使用しますが、その蛇口にも様々な種類(形状、サイズ)があります。多くのホースリールは様々な蛇口に適合するように作られていますが、実際に接続する蛇口が購入予定のホースリールに対応しているかどうかを必ず購入前に確認しておきましょう。

また、従来のホースリールは家の外の水道への接続を前提としているため、マンションに住んでいてベランダに水道が無いような場合は、アイリスオーヤマのVHR-14をはじめとする浴室シャワーヘッド対応のホースリールを購入しておくと接続が簡単で安心です(付属の蛇口口金を使えば従来のホースリールのように外水道にも接続することができます)。

ホースの品質(防藻、ねじれ防止、太さ、長さ)

ホースリールの心臓部であるホースにも様々なタイプがあります。

防藻仕様・・・基本的にホースリールは屋外に出しっぱなしにして使用するのが普通なので出来るだけホースが防藻仕様になっているものを選びましょう。掃除用にホースリールを購入するのであれば特に水質を気にすることも無いのですが、プランター菜園に使う場合は出来るだけ(口に入るものなので)雑菌の少ない衛生的なホースで水やりを行いたいものです。

ねじれ防止・・・ホースを長く伸ばして取り回す際や、使用後にホースを巻き取る際に、ねじれ防止仕様のホースだと手間がかからず便利です。

太さ・・・最近は軽量、コンパクトタイプのホースリールが売れ筋で、そのような製品の場合はホースの太さが非常に細い場合が多いのですが、細いとその分だけ水圧が弱くなります太いと重量はそれだけ増えますが、水道蛇口の水圧がそのまま減衰せずにヘッドまで届くため、わざわざプランターのそばまでホースを取り回しながら近づく必要がなく、自分は動かずに遠くのプランターまでまとめて水やりを行えるメリットがあります。ホースリール自体を色々な場所へ持ち運びたい場合は細めの軽量タイプが良いと思いますが、ホースリールを据え置きにして使う場合は基本的に太めのものがオススメです(太い=水圧が強いのでプランターを洗う時にも便利です)。

長さ・・・これも「太さ」と同じで長ければ長いほど水圧は弱まる傾向があります。また当然ながら全体の重量も重くなります。一方、長さがあると、プランターへの水やりやガーデニング以外にも洗車、掃除など色々なことに使えるので、様々な場面を想定して十分な長さのものを選ぶようにしましょう。

アクアガンの品質

ホースリールのシャワーヘッド部分をアクアガンまたは散水ノズルと呼びますが、ホースリールを接続する元蛇口の開きは一定のまま、手元で水量調節が出来るものや、水形を様々に変更できるものがあります。

基本的なものだと水の勢いが強い順にジェット、シャワー、ジョーロなどが手元で切り替えられるようになっていますが、上位機種では「ミスト」「ストップ」なども出来るようになっています。

種を蒔いたばかりのプランターには霧状にやさしく噴霧して種が流れないようにしたり、逆に防虫ネット越しに水を与える場合には強めのシャワーで水をしっかり透過させたりといった便利な水形の使い分けが出来ますが、実際には元の蛇口の開き具合でもある程度調整はできるので、それほど水形の多さは気にしなくても良いと思います。

また、アクアガンのハンドルを握っている間だけ放水され、離すと即座に水が止まるものと、一度握ると放水が開始され、もう一度握ると水が止まるタイプのものがあります。後者のほうが放水中にハンドルを握り続ける必要がないため手が疲れず作業性が良いです。また、「ストップ」に水形を切り替えることで、握りなおさなくても手元で水をとめることが出来ます。ホースリール設置後、元蛇口を開きっぱなしにする場合は念のためハンドル操作での止水と、水形「ストップ」による止水の両方をしておくと安心です。

*多くのメーカーは使用時以外、元蛇口を閉じることを推奨していますが、特に手の届きづらい地下散水栓を使う場合はいちいち閉じるのは面倒です・・・・。ただし冬場は使用後に水抜きしないと凍ってしまう場合がありますのでご注意ください。

地下散水栓へのホースリールの取り付け方

ここから先は戸建ての住宅に限られますが、地下散水栓にホースリールを設置する具体的な方法をご紹介します。

もちろん普通に外の手洗い用蛇口にホースリールをネジ止めして取り付けても良いのですが、代わりにその水道が外水道として使えなくなってしまうので、普段滅多に使う機会の無い地下散水栓をホースリール用に使用することをお勧めします。

地下散水栓というのは・・・・これです。庭や駐車場周りにあると思いますが、その存在に気づいていない方も多いかも

地下散水栓

この「散水ボックス」を開けると、中には水道の蛇口(=地下散水栓)が収納されています。長年使用していない場合は蛇口をひねると鉄サビっぽい色の水が出る場合がありますが、しばらく流せば無色透明になるので問題ありません。

地下散水栓

蛇口の先端部分に付いている部品を「カップリング」と呼びますが、くるくる回せば簡単に取り外すことが出来ます。今回、カップリングは使用しないので無くさないように保管しておいてください。

地下散水栓

次に使うのはコレタカギの地下散水栓ニップル(品番:G076)です。内側がネジになっているので先ほど外したカップリングのかわりに手でねじ込みます。

地下散水栓ニップルG076

取り付けるとこんな感じ。この製品は取り付けたあとも先端のニップル部分の角度が自由に360°動かせるのが特徴で、ホースを色々な方向に取り回しても無理の無い方向にくるくると動いて、ホースの折れ曲がりやねじれを防いでくれます。

地下散水栓ニップルG076

今回は地下散水栓にタカギのホースリール「オーロラBOXY ツイスター20m」を取り付けてみます。

オーロラBOXY ツイスター20m

オーロラBOXY ツイスターの概要・・・ホース:太め、ねじれ防止有、防藻処理有。アクアガン:一度握ると放水開始、もう一度握ると放水が停止するタイプ。水形:キリ、ストレート、ストップ、ジョーロ、シャワー。着脱可能なカバー付き。

購入状態では蛇口との接合口が下の写真左側のようになっていますが、白い部分を軽く手前に引きながら先端を引っ張るとワンタッチで青い部分を取り外すことが出来ます。

オーロラBOXY ツイスター20m

あとは先ほど取り付けた地下散水栓ニップルに白い部分を押し入れ「カチッ」とはめて、蛇口をひねれば完成です

地下散水栓へのホースリール取り付け

取り外しも簡単で、白い部分を軽く手前に引きながら引っ張ればワンタッチで外すことが出来ます。

これで毎日大変だった水やりともさようなら

上記の方法なら工具なども一切使用せずにホースリールの設置作業が完結するので、女性でもひとりで簡単に出来ると思います。

是非、ラクして楽しく、家庭菜園を満喫してみてください

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