ルッコラの育て方

ルッコラの育て方・栽培方法

ルッコラは種まきから1カ月ほどで収穫することが出来、特別な栽培技術も必要無いので、家庭菜園未経験の初心者でも失敗することなく育てることが出来ます。

この記事ではゴマのような香りが特徴のルッコラの代表品種「ロケット」をプランターで種から栽培する方法をご紹介します。

基本データ
栽培難易度 
名称・別名ルッコラ、ルーコラ、ロケット、キバナスズシロ
科名アブラナ科
英名Roquette, Arugula
原産地地中海沿岸
播種適期3月~6月、9月~10月中旬
種のまき方条まき
発芽適温15~20℃
生育適温15~20℃
発芽日数3~7日
最適プランターレリーフプランター650

Step 1:必要資材の準備

ルッコラをプランターで栽培するために、まずは必要となる資材や道具を揃えましょう。

はじめての家庭菜園でどれを買ったら良いか分からない場合は、この記事で使用している以下の資材一式を購入し、記載の手順通りに育てれば初心者でも失敗無く収穫することが出来ます。

タネ

ゴマのような香りとさわやかな辛みを特徴とするルッコラの代表品種です。5月~6月に咲く花も摘み取って料理に使用できます。

プランター

ルッコラはそれほど多くの土量を必要としないので、レリーフプランター(2列、条まき)がおススメです。

培養土

緩効性肥料入りの粒状培養土で、保水性、通気性、保肥性のバランスに優れています。

ジョーロ

毎日の水やりに使用します。プランターの数が多くなってきたら、ホースリールの導入も検討してみてください。

ホースリール選びのポイント ホースリール選びのポイント

防虫ネット

ルッコラはアブラナ科なので、害虫に非常に好まれます。特に、虫が多い環境、時期に栽培する場合は、種まき直後から防虫ネットでプランター全体を覆っておくと安心です。。

MEMO

栽培期間が短いので、ゴールデン粒状培養土野菜用のような元肥入り培養土を使用する場合、肥料(追肥)は不要です。

Step 2:種まき

手順1
鉢底石を入れる

良く洗ったプランターに鉢底石を底が見えなくなるくらいまで入れる。
*新品のゴールデン粒状培養土野菜用を使用する場合、この手順は不要です。

手順2
培養土を入れる

プランターに培養土を入れ、表面を平らにならす。
*プランターのふちギリギリまで入れずに、3 ㎝程度、余裕をもって入れましょう。
*タネをまくための「蒔き溝、蒔き穴」を作る必要はありません。

手順3
タネをまく

条まき。レリーフプランターなら2条。
*5 mm間隔を目安として種を蒔きましょう。

条まき

手順4
タネに土をかぶせる

培養土をタネが完全に見えなくなるまで追加する(すでにプランターに入っている培養土を「寄せる」のではなく、新たにタネの上に培養土を追加)。
*このようにするとタネをまいた部分だけが少し高くなって株元の排水性が向上し、根腐れを予防することができます。

手順5
水やりをする

プランターの排水口から水が流れ出るまでたっぷりと水を与える。
*ホースリールを使用する場合は水勢を弱くし、土やタネが流れてしまわないよう注意。プランターは風通しの良い日なたに設置し、発芽するまでは毎朝1日1回の水やりを行いましょう。

注意

ルッコラは日当たりが強すぎると、辛みや苦みが非常に強くなってしまうので、半日陰での栽培がお勧めです。

Step 3:発芽・間引き

適期なら種まきから3日ほどで一斉に発芽します。双葉が完全に展開し本葉が出始めたタイミング(以下の写真が目安)で、初回の間引きを行い、株間を1.5 ㎝程度に揃えましょう。

ルッコラ間引き適期

間引きの方法:株間が十分に広い場合は、苗を指でつまんでまっすぐ上に引き抜くのが最も手軽ですが、ピンセットを使うと、混み合っている箇所でも正確に間引くことが出来ます。また、密集して発芽してしまった箇所は(根が絡まり、残したい株まで一緒に抜けてしまう恐れがあるため)ハサミで根元から切り取ると安全・確実に間引くことが出来ます。

間引きの基本 野菜の間引きのコツ:2つの方法と3つのポイント

下の写真は間引き後の様子です。周囲がさっぱりして風通しも日当たりも良くなりました。

ルッコラ間引き直後

本葉が増えてきたら、2回目の間引きを行い、株間を3 ㎝程度に広げます(下の写真は2回目の間引き直後の様子)。

ルッコラ2回目の間引き

下の写真くらいのサイズになったら、間引き菜の収穫を兼ね、最終間引きを行います。

生育中のルッコラ

手前の列が最終間引き後(株間5~6 ㎝)、奥の列が間引き前の様子です。間引いたルッコラは、そのまま生サラダとして美味しく頂けます。

最終間引き後(手前の列)

Step 4:育成・収穫

最終間引き後、虫害に注意しながら、しばらくそのまま育成を続けます。幼苗の段階では葉全体が丸みを帯びていますが、徐々にルッコラらしい葉の形状に変化し、ゴマのようなハーブの風味も強くなってきます。

育成中のルッコラ

草丈が16 ㎝程度に育ったら、いよいよ収穫を行います。育て過ぎると食味が落ち、苦みも強くなってしまうので、早めに収穫するようにしましょう

収穫適期のルッコラ

ルッコラの収穫方法ですが、炒め物などで大量に野菜として使用する場合は、株元(根元)からハサミで切り取る方法がお勧めです。また、サラダのアクセントとして少量を利用したい場合は、葉を1枚ずつハサミでカットし、摘み取り収穫を行うと、長い期間収穫を楽しむことが出来ます

ルッコラ収穫

ルッコラの魅力は、ゴマのような芳醇な風味と、適度な辛み、苦みのアクセントにありますが、日当たりが良すぎたり、栽培期間中の水分不足、収穫の遅れ(育ち過ぎ)などによって、苦みや辛みが強くなりすぎることがあるので注意しましょう(生食が難しい場合は、一晩水に浸してから、火を通すと、美味しく頂けます)。

栽培期間も短く、特別な技術も必要無いので、軒下などの空きスペースを活用して、是非、栽培にチャレンジしてみてください。

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