大根の育て方

大根の栽培方法

大根は種まきから収穫まで2カ月半ほど掛かりますが、特別な管理は必要無いので、家庭菜園初心者でもこのページに記載する手順を守れば無理なく育てることが出来ます。

このページでは病気に強い特性を持ち、美味しいことで評判の青首ダイコン「YRくらま」をプランターで種から栽培する方法をご紹介します。

基本データ
栽培難易度 
名称・別名大根(だいこん)、蘿蔔(=清白、すずしろ)
科名アブラナ科
英名Daikon, Japanese radish, Long white radish
原産地地中海沿岸
播種適期9月
種のまき方点まき
発芽適温15~30℃
生育適温17~20℃
発芽日数3~5日
最適プランターベジタブルポット深型 10号

Step 1:必要資材の準備

大根をプランターで栽培するために、まずは必要となる資材や道具を揃えましょう。

はじめての家庭菜園でどれを買ったら良いか分からない場合は、この記事で使用している以下の資材一式を購入し、記載の手順通りに育てれば初心者でも失敗無く収穫することが出来ます。

タネ

病気に強く、無農薬でも育てやすい、青首総太り種で、特にその肉質は最高級といわれるほど、食味に優れた家庭菜園の人気品種です。

プランター

ダイコンは地下に向かって長く成長するので、少なくとも30 cm以上の深さがあるプランターを選びましょう。この記事では、ベジタブルポット深型10号(直径 33.8 cm × 深さ 35.1 cm)を使用しています。

培養土

緩効性肥料入りの粒状培養土で、保水性、通気性、保肥性のバランスに優れています。

肥料

窒素、リン、カリがそれぞれ8%含まれる、最も一般的な化成肥料です。信頼できるメーカーのものを選ぶようにしましょう。

ジョーロ

毎日の水やりに使用します。プランターの数が多くなってきたら、ホースリールの導入も検討してみてください。

ホースリール選びのポイント ホースリール選びのポイント

Step 2:種まき

手順1
鉢底石を入れる

良く洗ったプランターに鉢底石を底が見えなくなるくらいまで入れる。
*新品のゴールデン粒状培養土野菜用を使用する場合、この手順は不要です。

手順2
培養土を入れる

プランターに培養土を入れ、表面を平らにならす。
*プランターのふちギリギリまで入れずに、3 ㎝程度、余裕をもって入れましょう。
*タネをまくための「蒔き溝、蒔き穴」を作る必要はありません。

手順3
タネをまく

点まき。ベジタブルポット深型 10号なら3点、各点4粒。

大根の種のまき方

手順4
タネに土をかぶせる

培養土をタネが完全に見えなくなるまで追加する(すでにプランターに入っている培養土を「寄せる」のではなく、新たにタネの上に培養土を追加)。
*このようにするとタネをまいた部分だけが少し高くなって株元の排水性が向上し、根腐れを予防することができます。

手順5
水やりをする

プランターの排水口から水が流れ出るまでたっぷりと水を与える。
*ホースリールを使用する場合は水勢を弱くし、土やタネが流れてしまわないよう注意。プランターは風通しの良い日なたに設置し、発芽するまでは毎朝1日1回の水やりを行いましょう。

Step 3:発芽・間引き

種まきからおよそ3日ほどで一斉に発芽します。

大根発芽

双葉が完全に展開し本葉が出始めたタイミングで初回の間引きを行い、1株を間引いて各点3株とします(下の写真は間引き後の様子)。

大根初回間引き後

間引きの方法:株間が十分に広い場合は、苗を指でつまんでまっすぐ上に引き抜くのが最も手軽ですが、ピンセットを使うと、混み合っている箇所でも正確に間引くことが出来ます。また、密集して発芽してしまった箇所は(根が絡まり、残したい株まで一緒に抜けてしまう恐れがあるため)ハサミで根元から切り取ると安全・確実に間引くことが出来ます。

間引きの基本 野菜の間引きのコツ:2つの方法と3つのポイント

初回の間引きを終えたら、しばらくそのまま育成します。

初回間引き後

葉が増えて下の写真くらいのサイズになったら2回目の間引きを行い、各点2株、計6株としましょう。

2回目の間引き後

さらに葉が混み合ってきたら最終間引きを行い、各点1株、計3株とします(下の写真は間引き直前の様子)。

大根最終間引き直前

最終間引き後は、下の写真のように風通しも良くなります。風で苗がぐらつくようであればこの段階でしっかりと土寄せ(又は土増し)をしておきましょう。

最終間引き後の大根

間引いた大根の根をよく見ると、まだ小さいながらも少しずつ肥大しはじめていることが分かります。

大根の間引き

定期的な追肥が必要
大根は肥料が切れると”す”が入ってしまうので、定期的な追肥が必要です。緩効性肥料なら1か月おき、一般的な化成肥料なら2週間おきを目安として追肥しましょう。追肥の際は株元を避け、プランターのふちに沿って蒔くようにすると根が肥料焼けして痛んでしまう心配がありません。

Step 4:育成・収穫

最終間引きを終えたら、虫害に注意しながらしばらくそのまま育成します。

生育中の大根

徐々に株元も大根らしくなってきます。大根の上の部分が地上部に出るのは正常なので、土寄せして埋める必要はありません。

肥大中の大根

下の写真は収穫適期の大根の様子です。大根の収穫タイミングの見極め方ですが、地上部に出た大根の長さと、太さから地下部を推定して判断します(地上部の長さの概ね3~4倍が全体の長さになります)。「YRくらま」は畑栽培では36 ㎝ × 8 ㎝が収穫適期ですが、プランター栽培の場合は、30 ㎝強が収穫の目安になります。地上部の長さが10 ㎝前後となったら試しに1本収穫してみて、その結果次第で残りを収穫するかどうかを決めると良いでしょう。

収穫1週間前の大根

大根の収穫方法は、葉をつかんでまっすぐ上に引き抜くだけなので、小学生以上であれば子供でも簡単に収穫することが出来ます。

大根の収穫

今回ご紹介した「YRくらま」は、生でももちろん美味しく頂けますが、煮物にすると格別です!是非お試しください。

収穫した大根の煮付け

2 COMMENTS

Yu-Rin

おじゃるさんへ
こんにちは。ご訪問&コメントありがとうございます!
記事が参考になったようで、とても嬉しいです♪

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